入院 ⑥ 手術

こんばんは黄色い麒麟です。

正月が明けてもうこの辺りになると、休み気分が抜けて来ました。

みなさんも正月気分は抜けましたか？

さて、入院⑤の続きですが、いよいよ手術当日を迎えました。

体調は万全で、前日に経口補給液のＯＳ－１を2本飲むようにと言われました。

あと、紙おむつの用意とタオルの用意を言われたので、事前に済ませておきました。

そして

朝9時にその日の担当看護師さんに付き添われて手術室に向かいました。

手術室に入る前に「前室」があり、少し早めに行ったのでその前室で待機していました。

その時は不安な気持ちと言うよりは、「早く治したい」という気持ちのほうが強かったのでさほど緊張していませんでした。

ビックリしたのが、9時に近づくに連れて何人もの患者さんがその前室に入って来ました。

自分みたいに車椅子で来る人、歩いてくる人、点滴を吊るしてくる人、さまざまな患者さんが来ました。

「こんなに今から手術する人がいるんだぁな！」とビックリしました。

全室では、名前の確認、手術にあたっての注意事項など確認しました。

そして9時になり、看護師さんとは着ている服が違う手術専門の看護師さん？達が慌しく動き始め、患者さんたちを各手術室に案内し始めました。

自分もその波にのり指定された手術室に案内されました。

ＴＶで見るような銀色の扉を自動ドアで中に入りました。

中はとても広々していて、真ん中の手術台に移りました。

病室から案内してくれて看護師さんともここでお別れです。

手術台に乗り周りを見渡すと若い兄ちゃん風の看護師さん？が2人居ました。

自分の印象としては、今の時代だなって言うのが率直な感想でした。助手なんでしょうね。

担当の先生はまだ来てなく、辺りをきょろきょろしていると「ＴＶと違う」と言うとこ

ろがあり、それは「照明」でした。

イメージは皆さん「丸い照明」じゃないですか？

いやいや、「長四角」でおそらくＬＥＤでした。

そんな好奇心を抱きながら周りを見ていたら担当の先生が入ってきました。

その先生は自分と同じくらい年の様な気がしますがイケメンです。

しかし、イケメンを隠す位のマスク、メガネ、帽子姿で登場してきました。

先生と一言、二言話した気がしますが今となっては何を話したか覚えていません。

そして、麻酔です。

事前に麻酔に効き方を看護師さんに聞いたのですが、「小さいお子さんには、10まで数えられるかなぁ？」なんて言うそうです。

そんなんを聞いたので自分は「ずっと耐えてやる」なんて思っていました。

「瞬殺」でした。笑

麻酔の液を入れられた瞬間、落ちました。寝る瞬間のようです。

気がついた時には「手術終了」でした。

そして、それから「地獄の一夜」が始まりました。

続く。